木の家は腐る?木材が腐る原因と対策について解説します!
2020/12/04
木の家にとって「湿気」は大敵でしょう。
木を屋外に放置しておくと、時間が経つにつれて痛んだり害虫による被害が起こるかもしれません。
木材を守るためにはどうしたら良いのでしょうか。
そこで今回は、木材が腐る原因と対策について解説していきます。
🏠木材の劣化とその対策とは?🏠
まず、劣化について詳しく見ていきましょう。
木材の劣化は、「腐朽菌」が大きく関係しています。
ところで「腐朽菌」とは一体何なのでしょうか。
この言葉を初めて聞いた方もいらっしゃるかもしれません。
これは、木材の強度を下げてしまう菌のことで、菌類の中でも担子菌類と呼ばれるキノコの仲間にあたります。
腐朽菌にとっては、木そのものが餌であり栄養になるため、餌として分解してしまうでしょう。
この分解が原因となって木材の強度を低下させてしまい、劣化に繋がります。
保存処理の際は、菌の成長を阻害する薬剤を使用するといった工夫をして、腐朽菌に分解させないことが重要になるでしょう。
さらに、シロアリの被害も増えています。
シロアリの被害にあったことがある方はいらっしゃいませんか。
シロアリは、地中から建物の中に入り込んで内側から被害を与えます。
シロアリの被害を防ぐためには、認定を受けた木材保存剤を使用して抑えるのが一般的であり、効果的でしょう。
🏠腐朽菌が発生する場所・原因をご紹介!🏠
では、先ほどご紹介した腐朽菌はどういった場所で、なぜ発生するのでしょうか。
*発生しやすい場所
腐朽菌は、繁殖する際に適度な水分を必要とするため、湿度が高い場所に発生しやすいと言われています。
そのため、浴室や台所といった水回りはもちろんのこと、風通しや通気性が悪く湿度が高くなりやすい床下も要注意です。
また、雨漏りの起きやすい屋根裏や水漏れしている配管周辺にある木材は湿気を多く含んでいる可能性が高いでしょう。
このような場所も菌が発生しやすい場所だと言えます。
*発生する原因
腐朽菌の発生には、栄養・温度・水分・空気の4つの条件がそろう必要があります。
反対に、1つでも条件がそろわなければ活性化しません。
腐朽菌は、木材の成分を餌として、3度から45度の環境で発生します。
また、大気中の湿気が多く、吸水率が20%以上になると発生しやすくなり、反対に20%を下回ると発生しにくくなるでしょう。
さらに、空気がないところでは発生しないという特徴もあります。
そのため、水中に浸かった木材が腐朽することはないでしょう。
🏠まとめ🏠
今回は、木材が腐る原因と対策について解説しました。
木材腐朽菌、湿度が高い場所で発生しやすいため、木材をできる限り湿らさないことや、換気して密閉された空間に放置しないように注意しましょう。
今回の記事が新しい住宅を考える際のお役に立てれば幸いです。
木の家はきしむの?名古屋の専門業者が解説します!
2020/11/30
「木の家はきしむから壊れるか心配」
「何の音かわからなくて不安」
といった声を聞くことがあります。
そこで今回は、名古屋の業者が木の家のきしむ理由について解説します。
🏠木の家がきしむ理由について🏠
木の家は当然ですが建材に木材を使っています。
木は大気中の水分を吸収したり放出したりすることで室内の調湿を行っています。
同時に木そのものも伸びたり縮んだりを繰り返しており、そのときにひび割れやねじれが起きてきしむ音がするのです。
新築の家はきしむ音がよく聞こえるのですが、これは木がまだ家に馴染んでいないからでしょう。
水分の出入りが原因で音が鳴っていると紹介しましたが、これにより我々は多大な恩恵を受けていることをご存知ですか。
調湿作用のおかげで部屋の体感温度が変わり快適に過ごせるのはもちろんのこと、それ以外にも恩恵を受けています。
夏場の湿度が高い家の中に発生する無数のダニやカビ、冬場の乾燥する時期に気を付けなければならないウイルスから、湿度を調整することで我々を守ってくれているのです。
我々を守ってくれる調湿によって音が発生していると思うと、少しは不安や不気味といった感情は薄まるのではないでしょうか。
🏠床のきしみ対策🏠
部屋全体がきしむのは素人が太刀打ちできることではありません。
しかし、床がきしむのはやっぱり気になりますよね。
そこでここでは素人でもできる床のきしみ対策について紹介します。
既に上で解説した通り、調湿によりきしむ音がなるので、少しでも調湿を抑えるようにちょっとした工夫をしましょう。
例えば、季節によって除湿器や加湿器のような機器を使用して湿気をコントロールしたり、日常的に換気をして湿気をためこまないようにしたり、定期的にフローリングワックスで手入れをしたりするなどが挙げられます。
調湿以外にも木材の収縮や膨張が原因でフローリング接合部にすき間が生じることによって、きしみが発生しているケースもあります。
そんなときは市販の補修材を利用しましょう。
フローリング材の下に置く土台木材の変形によるすきまや釘の浮きなどを処置する補修材が売っているので、それを利用すると良いでしょう。
🏠まとめ🏠
今回は木の家がきしむ理由と床がきしんだ時の対策を紹介しました。
きしむ音が聞けるのは木の家ならではの特徴とも言えます。
家も自分たちとともに生きているのだなと思うと、不気味に思えたきしむ音もなんだか語りかけてくる優しい声のように感じませんか。
木の家って寒いの?木の家の特徴と魅力をご紹介します!
2020/11/29
木材は、昔から日本の家づくりに活用されていますが、近年では「木の家」の良さが再注目されています。
しかし、
「木の家は寒そう。」
「木の家は本当に丈夫なのか心配。」
といったマイナスのイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、木の家の特徴と魅力についてご紹介します。
🏠 木の家の特徴とは?
木の家に対して「寒い」というイメージをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
しかし、実は木の家には足を冷やさないという特徴があります。
コンクリートの上に立っていたら、体が冷えてしまったり、何だか疲れてしまったりした経験のある方はいらっしゃいませんか。
これは、素材の熱伝導率が関係しています。
木材の内側は、私たちの身近な物質の中で最も熱を伝えにくい空気で満たされています。
そのため、熱伝導率が低いと言えるでしょう。
そして、気温の低い冬には触れても肌から熱が奪われず、自分でぬくもりを実感できるため、心地よいと感じる方が多いのです。
また、種類によって暖かさが異なるという特徴があります。
物質の暖かさは熱伝導率に関係し、木材の内部に含まれる空気の量、すなわち比重の違いによって熱伝導率も異なるでしょう。
🏠 木の家の魅力をご紹介!
木の家には、たくさんの魅力があります。
ここでは、その魅力を2つご紹介していきます。
*夏は涼しく冬は暖かく感じる
先ほど少しお話ししたように、木材は金属や鉄筋コンクリートと比べて、熱伝導率が低く、断熱性が高いという特徴があります。
つまり、木の家は家の外の温度の影響を受けにくいということです。
金属は暑さや寒さを室内に伝えやすいですが、一方で木材は熱や冷たさをあまり伝えないため、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるのですね。
*木材は強い
木は、鉄やコンクリートに比べて弱いイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は強度に優れた素材なのです。
そして、木材の特徴は軽くて強いことです。
驚かれる方も多いと思いますが、同じ重さに対する強さは、木は鉄やコンクリートよりも圧倒的に強いでしょう。
歴史的な木造建築物は、何百年という時を越えて壊れることなく長持ちしています。
しっかりと管理することで、100年、200年と長持ちするのも魅力でしょう。
🏠 まとめ
今回は、木の家の特徴と魅力をご紹介しました。
木材には、外の空気の影響を受けにくいため室内で快適に過ごせる魅力があります。
「あたたかい雰囲気の家に住みたい」とお考えの方は、ぜひ木材を使った家を検討してみてはいかがでしょうか。
11月21日~23日完成邸にお越し頂きありがとうございました。
2020/11/27
こんにちは🏠
サイエンスホーム名古屋店 笹井でございます。
コロナ第3波の中、お施主様のご厚意で完成邸をお借りして、注意を払っての
完成邸見学会を開催させて頂きました。
無事終わりました事をこの場をおかりしてお礼申し上げます。
『ありがとうございました』
太陽の光がそそぐ明るいキッチンです
完成邸はお施主様の思いの詰まったお家🏠その家に足を踏み込んだ瞬間に
想いが溢れて幸せな気持ちになります。
そんな完成邸見学会が私は大好きです🏠💛
「はじめまして」から始まるお家造り・・
地鎮祭・基礎工事・上棟・・・
一緒にお家造りの歩みを進めさせて頂いて
感慨ひとしおです。『ジ~ン』とします。
これからもサイエンスホームの『木の家』大好き笹井は
大好きを伝えていきます(^^)/
今後ともよろしくお願い致します🏠
木の家をよりオシャレに過ごすためにはインテリアにも工夫が必要!
2020/11/22
木の家を購入した、または購入を検討中の方は、木で囲まれたオシャレな空間に憧れをいだいていると思います。
せっかくオシャレな木の家を建てても、インテリアがしっかりしていないと家の良さを最大限に活かすことができないでしょう。
今回はインテリアについて紹介します。
🏠 インテリアの配置
*居心地が良い配置
多くの方がインテリアをなんとなくという感覚で配置しています。
しかし、料理の配膳や扉からソファに移動するなどといった動線を考えなくては、非効率な動きをしてしまう配置になってしまい、居心地の悪い空間になってしまいます。
オシャレな配置を考える前に、まずは基本となる動線を意識した配置にするようにしましょう。
人にもよるのですが、横向きに人が通るのに必要なのは45センチ以上、正面を向いて通るには55センチ以上、正面を向いたまま2人がすれ違うには110センチ以上を通路スペースの目安にすると良いでしょう。
*すっきりと見せるためのインテリア配置
家具の配置は部屋の骨格づくりのようなものと言えるでしょう。
配置の基本として「左右対称」と「左右非対称」を意識して上手に使い分けられると、部屋全体をすっきりとした印象にすることができるでしょう。
具体的な例を挙げると、窓の中心にソファやテーブルの中心を合わせた左右対称のレイアウトがあります。
家具が多く中心を揃えるのが難しい場合は窓の中心などを基準に、基準線を設けてその基準線に家具の中心や端を揃えると綺麗に見えるのでおすすめです。
🏠 木の家にぴったりなインテリアの見つけ方
表情豊かな木目が映える木の家。
木の美しさが醸し出す高級感にふさわしいインテリアを配置したいですよね。
木の家にぴったりなインテリアを選ぶポイントについて紹介します。
初心者でも上手に空間を作り出せるポイントがあります。
それはシンプルなインテリアにすることです。
シンプルなインテリアは木の存在感を引き立て、更に高級感を演出できるでしょう。
シンプルになりすぎるともの寂しさを感じるかもしれないので、アクセントカラーを取り入れるとバランスが良くなるでしょう。
家と一緒に経年変化を楽しめるインテリアを選ぶのもポイントです。
統一感がでたり、年々味わいが増していったりするのでおすすめです。
内装を統一したいときはお気軽に当社にご相談ください。
🏠 まとめ
今回は、部屋がすっきりしてオシャレになるインテリアの配置方法と、木の家にぴったりなインテリアの選び方を紹介しました。
木の家に住もうと考えている方の参考になれば幸いです。