木の家について解説します!建築材を木質系にしてダニを抑制しましょう!
2021/07/11
住宅におけるダニは大敵ですよね。
ダニはアレルギーを発症する原因になります。
しかし、住宅の建築材を木質系にすることで、ダニの繁殖を抑制できます。
そこで今回は、ダニによって起きる弊害とダニの発生を抑える方法を紹介します。
🏠ダニによって起きる弊害とは🏠
ダニは梅雨ごろから増え始め、夏にピークを迎えます。
そのため、9から10月頃になると夏に繁殖したダニの死骸や糞が大量に発生します。
これらは、ホコリとなって空気中に浮遊します。
そのホコリは人が吸い込んで体内へ入ると、アレルギーを誘発する原因にもなるのです。
またダニは一般的に部屋の温度が20度以上だったり、湿度が60パーセント以上だったりする環境で活性化します。
近年では住宅の気密化が高まっているので、屋内に住むダニが増えていると言われています。
特に屋内に多く生息するチリダニ類は人のフケや垢、カビ、食べ物のカスなどを餌にして繁殖します。
これらを防ぐためには、定期的な掃除や除湿、換気をして寝具などを清潔に保つことが重要です。
🏠ダニの発生を防ぐ方法を紹介します!🏠
ダニの発生はできるだけ抑えたいですよね。
ここでは、ダニの発生を抑えるための方法を実験の結果と合わせて紹介します。
畳の床やカーペットを木質系に変えたら、変える前に比べダニの数が減ったという例があります。
また、木材の木粉でダニを飼育するとダニの繁殖率は明らかに減少します。
しかし、精油を木材から取ってしまった後の木粉では、ダニの繁殖は減少しませんでした。
また国産材のスギやヒノキ、輸入材のベイスギやベイヒバの精油はヤケヒョウヒダニに対して微量でも効果が出ました。
詳しいデータとしては、日を追うごとにダニが死んでいき、3日後には80パーセント以上の殺ダニ率を示しました。
この調査は精油を染み込ませたろ紙の上にダニを置いて調べているので、床に直接接した状態です。
さらに精油とダニを接触させない場合のダニの生存率を調べた結果もあります。
この場合は、直接接触した場合よりも効果は低くなるものの、やはり殺ダニの効果はありました。
家づくりをする際は、床をスギやヒノキにしてダニ対策をしましょう。
🏠まとめ🏠
今回は、ダニによって起きる弊害とダニの発生を抑える方法を紹介しました。
ダニはアレルギーを発症する原因になるので、気を付けましょう。
またダニの発生を抑制する方法として、住宅の建築材を木質系にすることが挙げられます。
木の家をお考えの方で疑問点やご質問がありましたら、お気軽にご連絡ください。
木の家をお考えの方必見!お手入れ方法を紹介します!
2021/07/10
木の家のお手入れ方法をご存知ですか。
木の家は、ホウキや掃除機でゴミを取ったり、固く絞った雑巾で拭いたりすると良いです。
また木の家には、天然木の家具を合わせる人が多いです。
そこで今回は、木の家のお手入れ方法について詳しく紹介します。
🏠木の家のお手入れ方法とは🏠
「木の家は普通に掃除して良いの」
このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
ここでは、木の家のお手入れ方法を4つ紹介します。
1つ目は、普段の掃除です。
普段のお手入れは、ホウキや掃除機を使ってゴミを取りましょう。
また拭く際は、から拭きすると良いです。
さらに乾燥させたお茶がらやぬかで磨いて、油分を足すとツヤが出ます。
2つ目は、落ちにくい汚れです。
このような汚れは、雑巾を固く絞り拭いてください。
また拭いた後は、水気を取るためにから拭きすると良いです。
ワックスや無色の油であれば、布に付けて汚れをこするだけで落とせます。
3つ目は、小さなくぼみキズです。
このようなキズは、湿った布を当ててアイロンを掛けましょう。
それにより、木が膨らんでなおります。
さらに、ペーパーなどで整えて塗装すれば元通りになります。
4つ目は、目立つキズや頑固な汚れです。
このようなキズや汚れは、時間とともに目立たなくなってきます。
しかし、しっかり処置したいですよね。
240以上のやすりで床面をならすと目立たなくなります。
🏠木製家具のお手入れ方法について🏡
木の家には、木製の家具を合わせたいですよね。
ここでは、木製家具のお手入れ方法を3つ紹介します。
1つ目は、通常の汚れです。
ぬるま湯で中性洗剤を100倍程度に薄め柔らかい布に浸透させます。
その後、絞って汚れをふき取ってからから拭きします。
2つ目は、マジックなどの汚れです。
このような場合は、中性洗剤で繰り返し拭き取ります。
その際にシンナーなどは使わないようにしましょう。
特にラッカー塗料は、色落ちする可能性があるので注意してください。
3つ目は、キズが付いた場合です。
キズは市販のペンタイプやクレヨンの補修材などで、お手入れします。
それにより、目立たないようにできます。
また深くえぐれたキズは、メーカーや購入店に相談しましょう。
🏠まとめ🏠
今回は、木の家のお手入れ方法について詳しく紹介しました。
木の家は、ホウキや掃除機でゴミを取ったり、固く絞った雑巾で拭いたりしてお手入れしましょう。
また木の家には、天然木の家具を合わせる人が多いです。
木の家をお考えの方で疑問点やご質問がありましたら、お気軽にご連絡ください。
木の家をお考えの方必見!無垢のメリットとデメリットを解説します!
2021/07/09
木の家における無垢のメリットとデメリットをご存知ですか。
無垢は、夏は涼しく冬は暖かかったり、ストレスを和らげたりするメリットがあります。
その一方でデメリットとして、費用がかかる可能性が高いことが挙げられます。
そこで今回は、無垢のメリットとデメリットを詳しく紹介します。
🏠無垢のメリットとは🏠
無垢には様々なメリットがあります。
ここでは、メリットを4つ紹介します。
★1つ目は、夏は涼しく冬は暖かいことです。
室内にいるのに、夏は暑く冬は寒い家は快適ではありませんよね。
木の断熱性は、コンクリートの約12倍と言われています。
そのため、外の気温に影響されにくいです。
★2つ目は、夏でも木がベタつかないので、さわやかです。
一方で冬は、ほんのりした温もりを感じられます。
木の家はエアコンに頼りすぎなくて済みます。
それにより、体への負担が少なかったり、省エネに役立ったりします。
★3つ目は、ストレスを和らげることです。
森林浴をすると、リラックスしますよね。
これは、樹木が発する芳香成分であるフィトンチッドによるものです。
この成分には、人の自律神経を安定させる効果があると言われています。
またこの作用は、樹木が伐採されて木材になっても失われません。
そのため、家の中にいるだけで、森林浴効果が得られます。
★4つ目は、地震に強いことです。
くるいなく建てられた木造建築の耐震性は、コンクリート造や鉄骨造を圧倒的に上回っているのをご存知ですか。
伐採後しっかり乾燥させた木は、呼吸をしながらもさらに乾燥が進みます。
それにより固化するので、強度が増していきます。
また、樹齢年数が高いほど強度が高くなります。
🌲無垢のデメリットとは🌲
上記では無垢のメリットを紹介しましたが、デメリットも気になりますよね。
ここでは、デメリットを紹介します。
デメリットは、費用がかかる可能性が高くなることです。
当然ですが、良い素材を取り入れると材料費は高くなります。
一般的に、木の家は2から3割程度、費用が高くなることを想定しておきましょう。
しかし、素材のグレードや使用する程度によって予算調整できます。
そのため、事前に予算を把握しておきましょう。
🏡まとめ🏡
今回は、無垢のメリットとデメリットを詳しく紹介しました。
無垢のメリットとして、ストレスを和らげたり、夏は涼しく冬は暖かかったりすることが挙げられます。
その一方で、費用がかかる可能性が高いというデメリットがあります。
木の家をお考えの方はぜひお問い合わせください。
木の家について解説します!住宅の耐震性を高めましょう!
2021/07/05
木の家の耐久性が気になる方は多いでしょう。
木の家は見た目よりも強いので、耐震性が高いです。
また長年住んで耐震補強工事をする際は、壁の量を増やしたり、家の基礎を補強したりすると良いです。
そこで今回は、木の家の耐震性や耐震補強する際のポイントを紹介します。
🏠木の強度とは🏠
木はどの程度の強度があるかご存知ですか。
日本は世界でも有名な地震大国です。
そのような環境でも伝統工法である木造住宅が現代に受け継がれているのには、それ相当の理由があります。
木材の圧縮強度は、花崗岩の2倍でコンクリートの6倍です。
さらに、引っ張り強度も鉄鋼の4倍、コンクリートの197倍です。
これらの数値には驚く方も多いのではないでしょうか。
また建物の重さは地震エネルギーに比例します。
そのため、家が軽いほど耐震性が高いので、この点においても木は有利です。
通常、木を伐採した後は、必ず乾燥させます。
そして乾いていく間に耐久性が高まることも他の材料にはない特徴です。
🏠木造住宅の耐震性について🏡
上記でも紹介したように、木は非常に耐震性に優れています。
さらに、最新の建築技術である制振システムなどにより、一層地震に強い家が作れるようになりました。
しかし長年住んでいる家は、耐震性が低くなっている可能性があります。
ここでは、主な耐震補強を4つ紹介します。
1つ目は、壁の量を増やすことです。
この補強方法をご存知の方は少ないでしょう。
地震の多くは、横方向に大きな力がかかります。
そのため壁の量が少ない場合は、地震用の厚みがある壁を取り入れましょう。
2つ目は、基礎を補強することです。
築年数が高い家は、基礎の部分が原因で耐震性が低い可能性があります。
そのため基礎に鉄筋を入れたり、コンクリートを使って頑丈にしたりすると良いです。
3つ目は、屋根を軽いものに変えることです。
家の上部分に重さがあると、地震の際に揺れやすいです。
そこで、屋根を軽くすると地震の揺れを小さくできます。
4つ目は、接合部の補強です。
地震の際は、木材同士の接合部に大きな負担がかかります。
それにより、家の倒壊の原因にもなります。
そのため、金物などで接合部を補強しましょう。
🏠まとめ🏠
今回は、木の家の耐震性や耐震補強する際のポイントを紹介しました。
木の家は見た目よりも強く、耐震性が高いので安心です。
また耐震補強工事をする場合は、壁の量を増やしたり、家の基礎を補強したりしましょう。
木の家にお悩みの方は、当社までお気軽にご相談ください。
これから木の家を作る方に向けて天然塗料をご紹介します!
2021/07/04
木の家で天然塗料を使用しようとお考えの方はいらっしゃいませんか。
天然塗料は、経年変化を楽しめたり、安全性が高かったりする特徴があります。
また、オイル系や油ワニス系など様々な種類があります。
そこで今回は、天然塗料の優れているポイントと種類を紹介します。
🏠天然塗料の優れているポイントとは🏠
まず天然塗料とは、原料に合成顔料や石油を含まない塗料です。
そのため、天然の素材を主原料としています。
天然塗料の多くは、ドイツのメーカーで作られています。
しかし当社では、木に馴染みやすい特性を持つ国産塗料を推奨しています。
天然塗料の優れているポイントは以下の4つです。
・経年変化を楽しめる
・環境に優しい
・安全性が高い
・温もりがある
天然塗料を使うことで、木目を活かした温もりのある仕上がりになります。
また、時間が経過するに伴い、手触りや色合いが変化することも大きな特徴です。
木の呼吸を妨げることなく、室内湿度を快適に保ち、木ならではの深い味わいと温もりを醸し出します。
さらに、主原料が天然の成分なので安全性が高いです。
そのため、アレルギーを抑えられます。
🏠自然塗料の種類とは🏠
自然塗料には様々な種類があるのをご存知ですか。
それぞれの成分などを押さえておくと、スムーズに選べるでしょう。
ここでは、自然塗料の種類を5つ紹介します。
1つ目は、オイル系です。
オイル系は桐油、荏胡麻の油、亜麻仁油、ひまわり油などの植物油を原料としています。
その中でも、油100パーセントのオイルと柑橘類の皮油、ガムテレピン油などを溶剤にしたものがあります。
ガムテレピンはマツ科の樹皮から取れる油です。
2つ目は、油ワニス系です。
ワニスをご存知の方は少ないでしょう。
ワニスとは、溶剤に樹脂を溶かしたものです。
樹脂から採取できるコパールや松脂などの天然樹脂を植物用油に溶かしたものです。
3つ目は、セラックワニス系です。
セラックは、昆虫のラック貝殻虫の分泌物を精製してできます。
それをアルコールに溶かしたものです。
4つ目は、ワックス系です。
これは、キャンデリア蝋やカルナバ蝋、蜜蝋を主成分にしたものです。
溶剤を加えて、扱いやすくしたものもあります。
5つ目は、オイルワックス系です。
これはシンプルでオイルとワックスを組み合わせたものです。
🏠まとめ🏠
今回は、天然塗料の優れているポイントと種類を紹介しました。
天然塗料は安全性が高かったり、経年変化を楽しめたりする特徴があります。
また、油ワニス系やオイル系、ワックス系などの様々な種類があります。
木の家のことで迷っている方は、当社までお問い合わせください。